不動産査定依頼のポイントは？

【はじめに】
不動産を売却する時、いくらで売れるかが一番気になるところですよね。自分で調べるのは大変ですから、不動産会社の担当者に物件査定を依頼し、説明を聞いてみましょう。
今回は、「不動産査定依頼のポイントは？」というテーマでお話していこうと思います。

【不動産の査定方法】

査定とは、物件売却する時に不動産会社に価格等を評価してもらう事をいいます。不動産は一つとして同じ物が存在しないので、物件ごとに判断が違ってきます。
査定の方法には簡易（机上）査定と訪問査定の2種類あり、一般的には無料査定できる会社が多いです。査定金額をもとに売り出す価格を決めていく事になります。
査定は、できれば複数の不動産会社に依頼しましょう。同時期に複数の会社に依頼する事で、相場がわかり適正価格が見えてきます。依頼する会社が決定した場合も、その査定結果をもとに話を進める事ができれば、有利に売却を行えるでしょう。

【査定価格の確認と不動産会社の選定】

複数の不動産会社に査定してもらうと、金額の差が出てくる事もあります。金額の高い会社は気になりますが、買う人が現れないというリスクも増えてしまいます。
次に査定価格の確認と、不動産会社の選定方法についてご紹介します。

1.なぜ査定価格に差が出るの？
査定額の相場に加えてすでに自社で買い手となりそうな顧客を知っていたり、売買実績がある等、会社ごとの算出方法が変わります。まれに媒介契約を結ぶため査定額を高くする会社もあるので注意が必要です。査定額の根拠は確認しておきましょう。

2.不動産会社の選び方は？
大手不動産会社のメリットは、多くの店舗を持っていて独自のネットワークがある事や、知名度もあるので買い手が多く集まる事、広告に予算をかけている事等が挙げられます。ただし、必ずしも大手がいいというわけではありません。地元で営業してきた実績のある地域密着型の企業のほうが、地域特性を理解し売却がスムーズという場合もあります。
査定方法の説明や金額、物件の販売手法等はもちろん、売り手の希望にしっかり丁寧に応対してくれるかどうか見極める必要があります。最終的には依頼する不動産会社を絞り、実際に売却を依頼する契約を結ぶ事になります。

【まとめ】

いかがでしたでしょうか？今回は「不動産査定依頼のポイントは？」というテーマでまとめてみました。不動産会社の選定が終わり、実際に売却を依頼した場合、どんな方法で買い手を探すか、宣伝広告はどうするか、契約手続きはどこまでサポートしてもらえるか等も聞いておきましょう。