物件の査定で押さえておきたいポイント

査定額アップの秘訣

【はじめ】
不動産の売却を考えた時に売る物件の査定をします。その際、最初にするべきことは物件の相場価格がいくらになるかを調べることです。
今回不動産売却で査定がどのように行われているかみていきましょう。

【 物件の査定で似た物件の条件と比較する】

不動産販売を査定するのに、もっとも手っ取り早いのはネットの物件情報サイトを見ることです。売却したい不動産と似た条件の物件がいくらで売れたかを調べてみるとよいでしょう。自分の物件の販売目安がつくと不動産の安売りはできなくなり、納得の出来る価格で販売が出来ると思います。

【似たような条件の物件と環境】

上で述べた「似たような条件」とはどの様な物件を示しているのでしょうか?主なポイントを見ていきましょう。
1.交通関係の便利さは最寄り駅からの距離や環境
2.建物に関しては広さ・築年数・間取りなど(広さによって建物の平米単価や坪単価が異なります)

【建物の広さが異なる場合の価格算出方法】

もちろん建物の全部が同じ条件であるとは限らないので、特に広さが違うと条件がほぼ同じでも物件価格は大きく変ってきます。そこで広さの異なる場合の比較は平米単価や坪単価で考えると分かりやすいでしょう。

例として、売りたい物件Aの面積が60平米とします。似た物件で90平米物件Bが4500万円で売りに出ているとします。その二つを比べたいとき物件Bの平米単価を割り出して、そこから比較します。
物件Aの相場を割り出すには
物件Bの平米単価・4500万円 ÷ 90平米 = 50万円
物件Aの相場・  50万円 × 60平米 = 3000万円

【取引価格情報検索と実際の取引情報で価格が分かる】

実際の取引価格が分かるサイトがあります。国土交通省の不動産取引価格情報検索などがそうです。不動産取引価格情報では中古マンションや・土地・建物など種類ごとに選んで調べることもできます。
ここでは1年間~2年間分の取引価格のデータを保存していますので、過去のデータを参考にしてもいいでしょう。
さらに絞り込み検索では「地域の住所さらには町名から探す」「駅名や路線から探す」などもありますので、自分の不動産と条件が近い不動産をより詳しく比較してもよいでしょう。

【まとめ】

建物売却査定で重要なのは様々な情報を収集・分析することです。国土交通省の不動産取引価格情報や自分の不動産に似た情報を徹底的に収集する事で適正な価格で不動産売却ができるでしょう。ぜひ参考にされてはいかがでしょうか。