不動産の売却を考えた場合、まず売りたい物件の査定をすることになりますが普通に査定に出しただけだと普通の査定額にしかなりません。
今回不動産売却の際に査定額をアップさせるコツについて考えてみたいと思います。
【内覧者からの評価を上げる】
不動産を実際に売りに出すと不動産会社に内覧希望の連絡が入ります。
この時内覧した人に「買いたい」と思わせることが大切になってきます。
以下3つの方法について紹介したいと思います。
①清掃は入念に行う
部屋の掃除はともかく「水回り」の汚れはなかなか厄介です。
水回りがきれいにされないままの状態で内覧にした人からするとそれを原因として物件値下げの打診を申しだされる可能性もあります。
水回りは浴室の場合10000円から20000円ほどできれいに清掃でき、キッチンの場合には10000円から24000円ほどで清掃できます。物件の値下げ幅とリフォーム代を計算してどちらを負担したほうがよいか検討すると良いでしょう。
②部屋はすっきり見せる
実際に住んでいる家を売却する場合、物を全て片付けた中で内覧してもらうのは難しいかもしれませんが、トランクルームなどを活用して家の中にあるものを減らしごちゃごちゃした状態を避けることはとても有効です。
なぜなら物が少ないと部屋が広く見え、内覧者にとってはそれだけで物件の評価が高くなるからです。逆にものが多すぎて狭く感じてさせてしまった場合には物件価格のダウンにつながる恐れもあります。
内覧させるときには物は極力減らしすっきり見せるよう努めましょう。
③明るく見せる
照明によって部屋が暗く見えることもよくあります。
電球はできるだけ明るめの新しいものに取り替え、内覧者によい印象を与えられるように工夫しましょう。
住むために物件を買う人にとっては明るさは結構大事です。
内覧に来た時にはすべての明かりをつけ、また対応する人も明るく応じるといい印象を持ってもらえます。
結果物件価格のアップにも繋がる可能性があります。
【まとめ】
最後に不動産査定額アップのコツとしておすすめの内容が「一括査定サイト」を利用する方法です。
単純にこの方法を利用すれば一番高く見積もってくれた不動産会社と契約もできますが、査定額が「高い」だけを基準に選んでしまうと買い手側に相場とかけ離れた額で「買わされた」と思われすっきりしない取引になることも考えられます。
類似物件の販売実績などから査定額の根拠を明確にしてくれるような不動産会社・営業マンに担当してもらえるよう売り手もしっかり見極めることが大切です。