最近では不動産売却の際にインターネットなどを利用して一括査定するのも主流になってきていますが、アナログの方法である「チラシ」に目を通して不動産会社・物件の情報リサーチをすることも大切です。
今回不動産売却の際の査定に役立つ「チラシ」の上手な活用方法についてまとめてみました。
【買主目線でチラシに目を通す】
「不動産売却を早くしたい」と焦っていると、どうしても売主側の要求が前面に出てしまいがちで買主目線で冷静に物件の判断をすることが難しくなります。
以下、買主がチラシのどの部分に注意して目を通しているのかポイントを絞って紹介したいと思います。
①販売価格
買主側からすると真っ先に目が引かれるところです。
逆に考えれば他の売りに出されている物件のチラシを集めて販売価格を確認していけばその地域の相場や売れやすい物件の価格帯が分かるようになってきます。
②生活しやすいかどうか
駅からの距離はどれくらいか、また日当たりはよいか、立地はどうかなどをもとに買主側は価格の足し算引き算をしていきます。もしチラシで売却を進めていく場合に最低限必要なチラシに載せるべき情報は何か、買主はどんな情報を欲しがっているのか明確にしていきましょう。
③間取り・駐車場・見た目・築年数
間取りのレイアウトや駐車場の有無、写真で物件の外観が見られるかなどもチラシの中で買主が気になるポイントになります。分かりやすくはっきりと記載されているものは好印象です。
【チラシは家を売る際の参考になる】
売却予定物件の査定額アップを考えるなら不動産の様々なチラシに目を通し、
「この不動産会社ならスピーディかつ高い査定額で買主との交渉ができそうだ」
とある程度の目途を立てることができます。
また、色々なチラシに目を通していると同じ物件が何度も掲載されているケースに遭遇することも出てきます。
このようなケースは物件が思うように交渉に乗らず売れそうにないことを示唆しています。
ですので何度も登場する物件に関しては条件面のどこが良くなくて人気がないのか自分なりに分析して自分の物件売却に生かしてみると良いでしょう。
例えば、間取りに問題があるのか、駐車場がなく買い手が見つからないのか、また見た目が悪いのか、そもそも価格が相場より高いのかなどネックになる点を洗い出してみることです。
【まとめ】
いかがでしたか?インターネットの不動産一括査定が主流ですが、チラシが不動産売却成功のヒントになることがお分かりいただけたと思います。売却をお考えの方はチラシの内容なども参考にして査定額アップにつなげていただきたいです。ありがとうございました。