【はじめに】
引越しをする際などに気になる物件があったら不動産会社に電話で問い合わせたことはないですか。その時、希望を上手く伝えられましたか。なかなか上手くいかないこともあるかと思います。そこで、今回は不動産会社に電話をする際のコツをお伝えしていきます。
【電話をする前に】
まず、不動産会社に電話をする前に自分の希望条件を確認しましょう。インターネットや情報雑誌を見て希望の物件が決まっている場合は、その物件情報をプリントアウトまたは、該当ページを開いて手元に置きましょう。決まっていない場合は希望の条件をメモに書き出しておきましょう。
また、決まっている場合でも希望の条件は書き出しておきましょう。希望の物件が空いていない時に備えるためです。
また、内覧できる日時を調整しておきましょう。電話をした日から間隔を空け過ぎるとその間に別の人に決まってしまう可能性もあるので、なるべく近い日にしましょう。
【電話をかける】
事前準備ができたら、電話をかけてみましょう。物件が決まっている人は、その物件の情報に間違いがないか確認しましょう。希望の物件が空いていない場合は、希望条件を伝えて後で連絡を貰えるようにすることも忘れないでください。物件が決まっていない場合は書き出しておいた条件を漏れなく伝えましょう。条件としては、家賃や間取り、構造、地域、部屋の向き、築年数などで、希望の物件を探してもらうわけなので細かく出していきましょう。
【電話の方が早い】
急ぎで物件を探しているなら、電話をお勧めします。メールでなら自分の都合の良い時に問い合わせができますが、そのメールへの返事は不動産会社の都合の良い時になるので何時になるか、はっきりしません。その点電話で直接問い合わせれば、その場で対応しなければならないので希望物件の空き状況の確認ぐらいはできます。
また、希望物件が埋まっていた場合、すぐに希望条件を伝えて別の物件を探してもらえます。このように電話対応の方が迅速に対応してくれる可能性が高いので、ぜひ一本電話を入れてみてください。
【電話での印象】
電話をかけた際、不動産会社の対応次第で信頼できるかどうか決まってくるのではないでしょうか。電話の第一声で社名や名前をハキハキ名乗っているなら、社員教育のできた会社として好印象です。また、こちらの質問に対して正確に答えてくれるかも重要です。質問に対して曖昧に答えたり、来社するよう促すような会社は避けたほうがいいでしょう。なぜなら、自分の希望と違っていたり不意な出費をしたりと思わぬトラブルに遭うかもしれないからです。
また、正直に答えているかも気になるところです。メリットばかりではなく、デメリットもちゃんと伝えているかというところです。良い所ばかりでなく、日当たりが悪い、防音性が低いなどの悪い所も正直に教え、大丈夫か確認してくれる営業担当がいる会社は信頼できるでしょう。
【まとめ】
不動産会社に電話をかける前に、自分の希望条件を明確にしておきましょう。希望の物件が決まっているならその情報を手元に置き、決まっていないなら条件を書き出したメモを置いておきましょう。電話をかけた際には、その条件を余すことなく伝えましょう。相手がこちらの希望や質問に対して正確で正直に情報を伝えいるかに注意しましょう。そうすれば、電話口からでも希望の物件に近づけるでしょう。
