不動産会社には物件の情報を求めるだけでなく、気軽に不動産に関する質問・相談ができます。不動産会社には店ごとに「宅地建物取引士」という国家資格者がいて、彼らには公正かつ誠実に重要事項説明などを行う義務があります。
今回、不動産会社にするべき不動産に関する相談のポイントについてまとめてみました。
【不動産売却の際の相談ポイント】
ここでは売却時における5つの相談ポイントについて紹介したいと思います。
・広告掲載量は十分か
物件の売却をする際にはできるだけ好条件で売却できるに越したことはありません。
そのためにはより多くの買い手に宣伝し、内覧してもらう必要があります。
その際どれくらいの広告費用を支払い、どれくらいの人たちに物件を見てもらうようにするのか不動産会社に予め相談しておくとよいでしょう。
・内覧した買主候補へのフォローがされているか
せっかく印象よく内覧してもらっても、そのあとのフォローがうまくされていなければ内覧者は他の物件に目移りする可能性もあります。
売主はしっかり不動産会社に相談してどのようにフォローしていくのか決めておいても良いでしょう。
・申し込みに至らない場合その理由が把握できているのか
売主は不動産会社に丸投げしていては良い契約・交渉にはつながりにくいです。
内覧まではするけれども申し込みに至らない場合、売主は積極的に不動産会社に相談・質問し、何故申し込みがされないのかその理由について一緒に考えることが大切になってきます。
・売却活動報告はちゃんとなされているか
相談というよりは報告・連絡の内容になってきますが、不動産会社が行う売却活動について売主は細かく把握しておいた方が有利です。そのためには不動産会社と連絡を密に取り、現状報告などをしっかりしてもらえるよう促すべきです。
・複数の不動産会社と契約している場合には積極的に相談を!
一般媒介契約を結んでいる場合、複数の不動産会社と契約していることもあります。その際一番信頼できる不動産会社に他の不動産会社のやり方におかしな点がないか、誠実に売却活動を行っているかどうかなど相談してアドバイスをもらっても良いでしょう。
【まとめ】
不動産売却は簡単に考えると思わぬ額の損失が出てしまう恐れがあります。信頼できる不動産会社にしっかり相談をして、納得のいく形で売却していきましょう。この記事を参考に、不動産に関する知識を深めご自身に有利な売却活動、売主・買主双方にメリットのある契約をしていただきたいと思います。ありがとうございました。