お客様が不動産会社へ電話をするタイミングは、家の売買、その過程、売却後、購入後など多用にあると思います。その電話でのやりとりで、例えばお客様が売主で、電話対応が悪い不動産会社ですと、購入検討中の方にも同じ思いをさせていることもあるのです。そこで今回は不動産会社選びにおける電話対応についてまとめてみました。
■正確さ
不動産は高額な買い物です。そのなかでも、住宅ローンに関しての質問・室内の設備に関しての質問・支払いまでの流れなど、購入検討中の方からしたら、適当な答えでは大きな損失を被ってしまうこともあります。
また「絶対」や「必ず」という断定の言葉を使う不動産会社は要注意です。不動産の売却価格は多少変動することもあるのですが、「必ず○○万円で売れますよ」と、売主には話していて、購入予定者には「絶対○○万円まで値引きしますから」と言ってしまった場合、トラブルの原因になります。
正確な情報を伝えてくれないような不動産会社は、とてもキケンといえるでしょう。逆に、小さな質問にも真摯に答えてくれる不動産会社は、信頼のおける会社といえます。
■スピーディー
電話対応の迅速さは、どの業界でも求められるものですが、不動産業界に関しては購入検討者からは、いろいろな質問が出てきます。
マンションですと、管理に関しての質問・ペットの飼育・遮音や耐震など、購入予定の物件に関して、様々な疑問が浮かんでくるのです。それに対して、1日～2営業日で返答ができなければ、その他の物件を検討するかもしれません。
それに対して、良い不動産会社は当日担当の営業マンがいなくても、豊富な知識でカバーしてくれたり、後日丁寧なアフターを入れてくれたりします。
■言葉遣い
あたりまえのように思えますが、言葉遣いは、お客様に対してだけではなく、同じ会社内の仲間同士での会話がどうかで判断できます。
会社内での会話がぞんざいになる会社は、契約を決めてから後は、それでおしまいと考えているところが多いです。直接契約に結び付かない質問や、契約後のトラブルには対応してくれないか、あまり良い対応が望めないでしょう。
■声のボリューム
会社が騒がしいのか、電話口にもかかわらず大きな声で話しをする方がいますが、不動産は個人の資産です。それを大きな声で話しをされたら、困るときもあります。ましてや、連絡先を大きな声で伝えるなどは、個人情報を部外者に筒抜けにしていることになるのです。そのような会社はプライバシーを守れない会社として考えられるでしょう。
■まとめ
人間の印象は約8割が聴覚からの情報で決まる！ と言われるように、電話での対応はとても重要です。電話対応の印象で、交渉力があるかどうかも判断できるのです。電話対応の迅速さがないと購入検討者を逃がしてしまうなどのことが、今回の記事でおわかりいただけたでしょうか。
調布市などの首都圏で、不動産の売却をお考えの方は、株式会社サンケンコーポレーションへお気軽にご相談ください。
