不動産を売却する際、不動産屋さん選びが当然重要になってきます。しかし何を基準に不動産会社を選んでよいのかわからないという方も多いと思います。そこで今回不動産会社選びのポイントとよい不動産会社の特徴についてまとめてみたので参考にしてください。
【大手と地域密着型どちらがいいの】
大手の不動産会社の最大の強みは取り扱いエリアが広いことです。その分多くの物件を扱っていることになるのでお客さんからすれば物件選択の幅が広がります。また営業マンによって接客スキルの差がそれほどなく一定基準を保っているのもメリットです。
一方地域密着型の場合、地元の不動産事情に詳しく、「ここだけ」の情報を有している場合があります。エリアが絞り切れているなら地域密着型でも十分満足いく買主に出会える可能性はあります。またメリットとして地元民とパイプを持っていることも多く、交渉面で融通が利くことです。
【良い不動産屋さんの特徴とは】
不動産屋さんの店舗に貼りだされた広告からも良い不動産屋さんなのかどうか、ある程度判断できます。
例えば、「日本一の~」や「当社だけの~」、「格安」、「掘り出し物」といった誇大広告ともとれる文言を広告の中で使用している不動産屋さんなどは「宅建建物取引業法」、「不当景品類及び不当表示防止法」で定められたルールを守っていない場合もありますので避けたほうが無難です。
また特定の不動産屋さんが長く続いているかどうかを見分ける方法もあります。
これは店舗やホームページ上に掲示されている「宅地建物取引業者免許証」の「許可番号」を見ることで分かります。
「東京都知事(〇)第xxxxxxxx号」
このような形で表記されている(〇)の部分の〇に入る数字がポイントになります。
宅建は5年ごとに更新されていくので何回更新されたかがカッコ内の数字で分かります。
例えば、(1)なら営業期間が5年未満、(2)なら営業期間10年以上、(3)なら15年以上・・・
といった風です。
営業期間が長ければ必ずいい不動産屋さんであると一概には言えませんが、いい不動産屋さんは長く続くとも言えます。一つの目安にされてください。
【まとめ】
最後になりましたが、不動産売却の際「一括査定サイト」を利用してたくさんの不動産会社に査定してもらうことも大切な要素になります。ここでの注意点は高い査定だけに目を奪われないことです。査定は高くてもその後なかなか買い手が見つからず、結局説得されて売値を下げるケースになることもあります。不動産選びは慎重に行い、納得いく形で売却につなげましょう。