勧誘の電話をかけてくる不動産会社は怪しい?!

不動産屋の選び方

【はじめに】
不動産投資には大きな額のお金が動くことから、詐欺被害のトラブルも多くあります。実際にしつこく不動産投資を電話で勧誘してくる悪質な業者も存在します。では不動産投資をしようと思う人は、どのような不動産会社を選べば良いのでしょうか。
今回はそのことについて説明したいと思います。

【悪質な勧誘、営業電話。その手口とは】

・資産活用として
不景気が続く中、現在や老後の生活に不安を持つ人が増えています。
そこで、不動産投資をすると

「節税効果がある」
「老後の資金になる」
「資産は貯蓄するより運用。投資でなければお金が増えない」
「不動産という資産があればお金にすぐ替えられる」

などという言葉で「不動産投資をしませんか」「マンション投資をしませんか」と勧誘してきます。

・コンサルタントを名乗る
始めに不動産会社と名乗ると不審がられるために「不動産コンサルタント」と名乗る業者もいます。

「あなたの不動産投資のお役に立ちます」
「不動産投資に関して困りごとはありませんか」

などと、あくまで中立である、まずは相談だけ、ということを強調してきます。

しかし実際に電話の誘いを受けてしまうと・・・
・強引に不動産購入を勧められる(実際には市場価値のない物件しか取り扱っていない)
・一度脈があると思われればその後もしつこい勧誘電話がかかってくる
などのトラブルが起こることがあります。

【信用のある会社は勧誘・営業はしない】

このように勧誘や営業をしてくる不動産会社はあまり信用しない方が賢明です。
セールス電話を好む人などほぼいません。ですので、しっかりした不動産会社なのに電話営業もしているとセールスがうるさいなどとクレームが入ったりして信用が下がることにもなりかねないからです。

【悪質ではない場合の電話】

しかし、不動産投資の話が出たからといって悪質ではない電話の場合もあります。
例えば、あなたは不動産投資の勉強のためにセミナーへ行ったりどこかに資料請求をしたことが最近ないでしょうか。

そういうことをした場合、住所確認のために営業の電話がかかってくることはあります。その電話まで無視してしまうと確認作業のために同じところから何度も電話がかかってくる可能性があるため、一度は電話に出た方がいいでしょう。

【まとめ】

つまり、電話勧誘から不動産投資を始めないことは基本になります。
実際に不動産会社へ行ってその会社が投資へのリスクなどの説明があるか、疑問にはなんでも答えてくれるか、対応が丁寧であるか、あまりにも上手い話ばかりをされないか、などを自身で確かめることが、良い不動産会社を見極めるのに大切なことです。
そのほかにも多方面からその会社をリサーチしたり、専門家に相談したりなどして慎重に不動産会社は選びましょう。