【はじめに】
地元で人気の不動産会社、優良物件を多く扱っている不動産会社には特徴があります。
今回、地元で人気の不動産会社になるために押さえておきたいポイントについてまとめてみました。
【優良物件の販路の確保が大切】
ホームページ上に物件を掲載し、その物件を誰に売ったり貸したりするのかに頭を悩ませている不動産会社は多いように思います。
しかしより良い不動産会社に近づくためにはそれだけでは不十分です。
では多くの不動産会社にはどのようなポイントが欠けているのでしょうか。
答えから申し上げると、それは「仕入れ先・販路の確保」ということができます。
「うちはレインズ(不動産流通システム)を利用しているから問題ないよ」と言われる不動産会社はそれはそれでよいかもしれませんが、それ一辺倒では顧客(入居者、買い手)の奪い合いに終始しなかなかうまくいかなこともあります。
大手の場合は大量に物件を仕入れることもできますが、小さな不動産会社では太刀打ちできません。
ではどのようにしたらうまく物件を仕入れることができるのでしょうか?
【売主・大家さんから直接仕入れる】
物件を仕入れる上で押さえておきたいのが「大家さんなどから直接物件を受託して仕入れる」やり方です。
最終的には受託した物件の客付け(直販)まで行えたらベストですが、まずは販売受託ができるようにしましょう。
その際、契約する内容は他の不動産会社とのやり取りを禁止される「専任媒介契約」でなくてもまずは良いと思います。
他のライバル会社と競争するような形にはなりますが、「一般媒介契約」を結び、とにかく優良物件の受託件数を増やすことが大切になってきます。
【受託を広げる方法】
地道な方法になってしまいますが、不動産の受託件数を増やすには直接大家さんなどに「受託しています」と伝える以外良い方法はないと言えます。地道に何度も何ヵ月、何年も伝え続けることによってじわじわ効果が出てきます。
なぜこのように地道な方が効果があるのかというと、販売の受託は95%近くの会社が1~2ヵ月であきらめてしまい続かないからです。あきらめずに愚直に続けたもの勝ちということができます。
【まとめ】
今回、地元で人気の不動産会社になるためのポイントを「受託件数を伸ばす」というポイントに絞ってお伝えしました。
大家さんやオーナーから直接物件を仕入れるには自社の存在をアピールすることも大切です。
「広告費にお金をかけられない」など会社の事情もあるとは思いますが、営業の際に「受託も行っている」と一言口に出すだけでも人づてに情報が広まることもあります。
参考にされてみてください。ありがとうございました。