不動産会社の比較の進め方

【はじめに】
「投資物件を探している人」「部屋を探している人」「マンションを買おうとしている人」などいろんな理由・条件で物件をお探しの方が不動産に来店しています。
不動産ですので売買にしても借用時の条件にしても、けっして少ない金額の取引ではないでしょう。なので不動産会社を選ぶことも重要な課題の一つだと思います。
今回は不動産会社をどのような形で探すのか見ていきたいと思います。

【不動産会社の営業の宣伝文句】

不動産で地域No.１物件を持っていると謳う広告宣伝をよく目にしますが、不動産会社同士で競合している物件が多々あります。それはなぜかというと宅地建物取引業法に基づきレインズというシステムで共有できるようにしたからです。それゆえひとつの会社の物件だけが持っているわけではないという事を認識しましょう。

【仲介手数料に】

不動産会社で契約すれば始めに気になるのが仲介手数料です。
「手数料を無料または半額にします」と言う文句をよく聞きます。それは大家さんの方から広告料を出しているので仲介手数料が安くなっています。建物が古くて人気の無い物件である場合が多いですが手数料がかからないことは魅力ですよね。仲介手数料を値引きしてでも集客を高め、お客様に購買意欲を湧かせる仕組みを取っているのです。部屋を探す時にはあせらず幅広い中から探すのが良いでしょう。

【何を基準に不動産会社を選ぶか】

不動産情報を選ぶ方法としてレインズを利用する方法があります。レインズとは宅地建物取引業法に基づき国土交通大臣が指定した指定流通機構で、皆が不動産情報を閲覧する物件データベースのことです。レインズを使うとどの不動産会社においても物件の情報を閲覧できます。
ここで何を基準に不動産会社を選ぶかという問題です。
今回は多くの人が利用している不動産会社で「地域密着型不動産」と「大手不動産会社」の二つの不動産会社を比較してみたいと思います。

【地域密着型不動産の場合】

地域密着型の不動産会社を選ぶ場合のメリットとしては、昔から営業をしているので大家とは長い付き合いで特徴も理解していると思います。そのぶん家賃交渉がしやすくなる可能性があります。
その一方でデメリットとして接客対応などの態度が悪いと借主側の判断で契約ができない場合が有ります。

【大手不動産会社の場合】

大手不動産会社の場合には通常は表に出ない掘り出し物件を紹介してくれる事もあります。
そういった物件を探すとすれば、管理業者と仲介業者を兼ねている大手不動産会社がおすすめです。管理している物件に空室が出きた場合には早期に紹介してもらえる可能性があります。一方デメリットとして、大手不動産会社は業務の取り扱いが多いため、売主や買主との交渉時間が地域密着型不動産会社より少ないかもしれません。

【まとめ】

不動産会社を比較するとき、大きく分けて二つの不動産会社があることを知りましょう。
「地域密着型」と「大手不動産会社」ですが、それぞれにメリットやデメリットがあります。
不動産会社の比較の際は、この記事を参考にしていただければ幸いです。